せんまいどおし【千枚通し】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

錐 (きり) の一種で、「本」で数えます。

意味

錐(きり)の一種。重ねた紙を突き通し、穴をあけるのに用いるもの。
 
*黄表紙・御存商売物〔1782〕下「定規にかけて截(た)ちなをし、せんまいどうしでうちぬいて、根性を綴ぢなをされる」
*寄笑新聞〔1875〕〈梅亭金鵞〉六号「千枚(センマイ)どほしにて駿河半紙を突(つく)より易ければ」
*諷誡京わらんべ〔1886〕〈坪内逍遙〉一「殊に試験前の真夜中などには〈略〉ほんまに太股へ千枚通(せんマイドホシ)をさしかねまじき少年なるゆゑ」
*暗室〔1976〕〈吉行淳之介〉二〇「右の手にネジ回しと千枚通しを堅く握っている」

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