せんたくもの【洗濯物】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一籠 (ひとかご) 、一杯 (いっぱい) 、一竿 (ひとさお)

解説

洗濯物の分量の目安は、洗濯かごや洗濯槽に対する量がどれくらいかで表します。干した際の分量は物干し竿 (ざお) を表す「竿 (さお) 」で示します。「ふた竿分の洗濯物」

意味

①(「せんだくもの」とも)衣服などのよごれて洗濯すべきもの。また、それを洗濯したもの。
*浄瑠璃・傾城反魂香〔1708頃〕上「店はいそがし、せんだく物はつかへる仕事にははかいかず」
*浮世草子・傾城禁短気〔1711〕二・一「書院の軒端は洗濯(センダク)物の竿持せとなし」
*滑稽本・浮世床〔1813〜23〕二・下「洗濯物(センタクモノ)の仕立が間に合ずは」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉三・二「二月に一度位は、洗濯物など抱へて帰っては」
*どちらでも〔1970〕〈小島信夫〉三「どうやって暮して行くか、洗濯物をとり入れるかどうか」
 
②(「洗濯物をする」の形で)洗濯すること。
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉秋・五「其の横の噴井戸の傍で、独り寂しげに洗濯物を為て居る爺さん」
*良人の自白〔1904〜06〕〈木下尚江〉中・四・一「お玉が下女のお島と切(しき)りに洗濯物をして居るのだ」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)