じかたび【地下足袋】

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数え方(読み方)・単位

一足 (いっそく) 、一枚 (いちまい)

解説

意味

(地面にじかにはく足袋の意。「地下」はあて字。「ちかたび」とも)

厚地の布で足袋の形をつくり、直接戸外ではけるように底にゴムなどをあて、丈夫につくられた労働用の足袋。

語源

  1. 一説には、考案者が九州の出身で、発売前に九州の炭坑=地下で試し履きをしたところから「地下足袋」の名が付いたともいう。
  2. 全国的な分布をみると、西日本一帯がジカタビで、それを挟んで九州と東日本から北海道ではチカタビであり、周圏分布をなしている。瀬戸内海沿岸から九州にはジキタビがある。このジキ:という語形は、「直播き」を西日本で「じきまき」という点などをも併せて考えるべきであろう。
  3. 東北の日本海側ではタカジョウという全く別系統の語が分布する。「高丈」の字を宛てるが、昔、鷹を使って猟をした「鷹匠」の履いていた履き物への連想や関連を考えるべきか。その他、中部地方から関東ではハダシタビともいう。
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