シナリオ【scenario】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

作品として台本を数えるときは「本」「点」「作品」で数えます。
⇒台本(だいほん)

意味

①演劇、映画、テレビの各場面の情景や、その進行、俳優のせりふ、動作などを記し、演出・撮影・編集の基礎となる台本。脚本。スクリプト。
*音引正解近代新用語辞典〔1928〕〈竹野長次・田中信澄〉「シナリオScenario 伊 芝居の背景の配置、役者の役割、筋書と云ふ意味、又普通には映画劇の筋書のことを云ふ」
*古川ロッパ日記‐昭和九年〔1934〕九月四日「シナリオもいいが、フランク・キャプラってリアリストの監督に参った」
*空想家とシナリオ〔1939〕〈中野重治〉「善六がシナリオを書く! おまけに教育映画の」
*春の月〔1952〕〈梅崎春生〉「シナリオの題材探し」
 
②転じて、物事の計画や筋書、成りゆきや結果などを解説したもの。「事件のシナリオ」「演習のシナリオ」「首相交代劇のシナリオ」

語源

大正九年(一九二〇)七月、松竹キネマ合名社の撮影技師長としてヘンリー小谷がアメリカから招かれ、同時に、多くの映画関係の英語が日本にもたらされた。当初「映画脚本」「撮影用脚本」などと訳されたが、大正末から昭和初期の映画の流行により「シナリオ」の語が定着した。

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