しば【柴】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一束 (ひとたば) 、一把 (いちわ) 、一荷 (いっか)

解説

柴を束ねると「束」「把」で数えます。「荷」は肩にかついだり、背負ったりする荷物を数える語です。

意味

①山野に生える小さい雑木。また、それを切って、薪にしたり、垣根を作ったりするもの。灌木。そだ。しばき。ふし。

*日本書紀〔720〕皇極二年二月是月(岩崎本平安中期訓)「巫覡(かむなき)等、枝葉(シハ)を折り取りて、木綿を懸掛(してか)けて」
*万葉集〔8C後〕四・五二九「佐保河の岸のつかさの少歴木(しば)な刈りそね 在りつつも春し来たらば立ち隠るがね〈大伴坂上郎女〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕須磨「『これや、海士(あま)の塩焼くならむ』とおぼしわたるは、おはしますうしろの山に、しばといふものふすぶるなりけり」
*方丈記〔1212〕「東に三尺余りの庇(ひさし)をさして、しば折りくぶるよすがとす」
 
②カルタをいう、賭博者仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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