しだ/シダ【羊歯/歯朶】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一株(ひとかぶ)、一枚(いちまい)

解説

植物としては「本」「株」で数えます。葉のついた柄は「枚」「本」で数えます。

意味

①羊歯類のこと。特に新年の飾りに用いるウラジロをさすことが多い。《季・新年》
 
*出雲風土記〔733〕意宇「砥神嶋 周り三里一百八十歩、高さ六十丈なり〈椎、松、〓、薺頭蒿、都波、師太(シダ)等草木有り〉」
*今川大双紙〔15C前〕躾式法の事「御年男きんずる事〈略〉しだを下にゆづりはを上に、さてあをめなる石のちひさきを三つ金輪に置くべし」
*狂言歌謡・松の舞(鷺小舞)〔室町末〜近世初〕「重宝ありと飾て歯朶楪の陰よりも十七八の姫小松」
*俳諧・野ざらし紀行〔1685〜86頃〕「誰が聟ぞ歯朶に餠おふうしの年」
*浮世草子・西鶴織留〔1694〕三・一「春の風しづかにして四つの海に立波もなく今本朝の風俗しだゆづり葉を売山賤」
 
②ウラジロをかたどった紋所。羊歯、下り羊歯、実つき羊歯、羊歯菱など。

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