しげみ【茂み/繁み】

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数え方(読み方)・単位

一むら(ひとむら)

解説

「むら」は林・茂みを数える語です。

意味

草木の生いしげったところ。《季・夏》
 
*万葉集〔8C後〕八・一五〇〇「夏の野の繁見(しげみ)に咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ〈大伴坂上郎女〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕夕霧「秋の野の草のしげみはわけしかど仮寝の枕むすびやはせし」
*太平記〔14C後〕一四・箱根竹下合戦事「夏山の茂(シゲ)みが下に夜を明す、照射(ともし)の影に異ならず」
*車屋本謡曲・大原御幸〔1570頃か〕「夏草の、しげみが原のそことなく、分け入りたまふ道の末」

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