しま【島】

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数え方(読み方)・単位

一島(いっとう)、一つ(ひとつ)

解説

「島 (とう) 」は「伊豆七島 (いずしちとう) 」のように用います。

意味

①周囲を水で囲まれた陸地。分布の状態から諸島、列島、孤島などに、また、成因から陸島、洋島に区別され、洋島には火山島、珊瑚(さんご)島などがある。
 
*古事記〔712〕上・歌謡「うち廻(み)る 斯麻(シマ)の埼々 かき廻る 磯の埼落ちず」
*万葉集〔8C後〕二・二二〇「をちこちの 嶋は多けど 名ぐはし 狭岑(さみね)の嶋の〈柿本人麻呂〉」
*万葉集〔8C後〕一五・三五九三「大伴の御津(みつ)に船乗り漕ぎ出てはいづれの思麻(シマ)に廬(いほり)せむわれ〈遣新羅使人〉」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕一「嶋嶼 説文云嶋〈都皓反 一音鳥 和名之万〉海中山可依止也。唐韻云嶼〈徐呂反 上声之重与〓序同 和名同上〉海中洲也」
*源氏物語〔1001〜14頃〕澪標「いさやまた、しま漕ぎ離れ、中空に心細きことやあらむと思ひわづらふ」
*大鏡〔12C前〕四・道隆「さて使をつけて、たしかにこの嶋におくり給へりければ」
*名語記〔1275〕六「海や池の中なる地を、しまとなづく。如何、答しまは嶋也」
*東雅〔1717〕二「洲しま 古語にしまといひしは、すみの転語なり。水中可居(すむ)之所なれば、すみといふ。その語転じてしまといふなり」

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