しんくうかん【真空管】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

ガラスや金属などの容器に数個の電極を封入し、内部を真空にした電子管の総称。陰極を加熱して熱電子を放出させ、陽極を陰極に対して正の電位にすると、電子は陽極に達して電流が流れ、増幅・検波・整流・発振などの作用をする。光電管や磁電管など特殊真空管をも含めていうこともある。

語源

電信機材としての真空管は、一九〇四年のフレミングの二極管の発明により実用化された。発達初期には、管内が真空であるところからvacuum tube と呼ばれ、「真空管」の訳語が作られた。その後、欧米ではelector tube という名称が広まったが、その訳語としての「電子管」は広まらなかった。日本では、一九二五年のラジオ放送の開始とともに一般化した。現在では、一部のオーディオアンプやギターアンプを除いて殆ど用いられなくなっている。

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