数え方(読み方)・単位
一個(いっこ)
解説
白玉粉の小売単位は「袋」などを用います。
意味
①白色の美しい玉。はくぎょく。特に、真珠をさしていう場合もある。また、露、涙などにもたとえていう。
*古事記〔712〕上・歌謡「赤玉は緒さへ光れど斯良多麻(シラタマ)の君がよそひしたふとくありけり」
*日本書紀〔720〕允恭一四年九月(図書寮本訓)「赤石の海の底に、真珠(シラタマ)有り」
*万葉集〔8C後〕一八・四一〇四「吾妹子が心慰さにやらむため沖つ島なる之良多麻(シラタマ)もがも〈大伴家持〉」
*伊勢物語〔10C前〕六「しらたまか何ぞと人の問ひし時露とこたへて消えなましものを」
*山家集〔12C後〕上「花が枝に露のしらたま貫きかけて折る袖ぬらす女郎花哉」
*苔の衣〔1271頃〕三「ずずをしすりたまふに、ふりおつるなみだのしらたまかと見ゆるを」
*御伽草子・蓬〓物語(室町時代物語集所収)〔室町末〕上「めなう、こはく、金銀、白玉、色々の玉のひかり、さながら光明かくやくたり」
②大切に思う人、大事なわが子などにたとえていう。
*万葉集〔8C後〕五・九〇四「我が中の 生れ出でたる 白玉(しらたま)の 我が子古日は〈作者未詳〉」
*今昔物語集〔1120頃か〕一九・二七「只独り有て白玉と思つる我が子を」
③「しらたまだんご(白玉団子)」の略。《季・夏》
*雑俳・柳多留‐六八〔1815〕「白玉が何ぞと問へば寒ざらし」
*にごりえ〔1895〕〈樋口一葉〉七「お盆だといふに昨日らも小僧に白玉(シラタマ)一つこしらへても喰べさせず」
*東京年中行事〔1911〕〈若月紫蘭〉六月暦「夏の食ひものとして江戸ッ子に喜ばるるものが二つある。心太(ところてん)と白玉(シラタマ)がそれで有る」

