しっさく【失策/失錯】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

球のエラーは「個」「失策」でも数えます。

次の失敗は予測できないので、「回」よりは「度」で数えます。「跌」はつまづきを意味し、「一」を伴って「一跌の失敗」のようにいいます。
⇒失敗(しっぱい)

意味

①怠けたり、忘れたりしてすべきことをしおとすこと。しっしゃく。また、物事をやりそこなうこと。しくじり。

*書言字考節用集〔1717〕九「失錯 シッサク シヲチ」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉一・四「最早二十年、一度も病気したことなく、怒ったことなく、失策をしたこともない」
*坊っちゃん〔1906〕〈夏目漱石〉六「妙な奴だ、ほめたと思ったら、あとからすぐ人の失策をあばいて居る」
*不思議な鏡〔1912〕〈森鴎外〉二「会計検査院を累はすやうな失錯(シッサク)もしなかったらしい」
 
②(失策)野球で、捕球または送球に失敗すること。エラー。
*日本野球史〔1929〕〈国民新聞社運動部〉早大先づ学習院を破る「敵の失策(シッサク)で丸山、大橋が塁に出たところへ」

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