シャッター【shutter】

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数え方(読み方)・単位

①一枚(いちまい)
②一回(いっかい)

解説

①よろい戸は「枚」で数えます。
②カメラのシャッターを切る回数は「回」で数えます。

意味

①金属製の巻き上げ式扉。よろい戸。
*倫敦消息〔1901〕〈夏目漱石〉一「『シャッター』の隙間から朝日がさし込んで」
*制服〔1970〕〈加賀乙彦〉四「ところどころで店のシャッターが開き始めた」
 
②写真機で、入射光線を必要な時間だけ感光材料に照射するための機構。レンズシャッター、フォーカルプレーンシャッター、電子シャッターなどがある。
*風俗画報‐三三五号〔1906〕野津大将凱旋「玄関脇より生垣に添へる左側には、七八台の写真機シャッターを握ぎりて」
*杭州より南京〔1924〕〈小林秀雄〉「記念撮影をするから、シャッターを押してくれと言はれ」
*富嶽百景〔1939〕〈太宰治〉「シャッタアの切りかたを鳥渡(ちょっと)たづねて」
 
③映画撮影機・映写機で、フィルムの走行とともに回転して、フィルムを一こまずつ感光させたり、映写したりする機構。通常は一秒間に二四こまの速度。
*星座〔1922〕〈有島武郎〉「シャッターの回転数と蓄音機の円盤の回転数との関係を示した項式」

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