しょう【笙】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一管 (いっかん)

解説

「管」は尺八・笛・笙など、くだ状の楽器を数える語です。
⇒がっき(楽器)

意味

雅楽に用いる管楽器の一つ。匏(つぼ)の上に一七本の長短の竹管を立て並べたもので、そのうち二本は無音、他の一五本にはそれぞれ竹管の外側もしくは内側に指孔、下端に簧(した)があり、吹き口から吹いたり吸ったりして鳴らす。奈良時代に中国より渡来したが、現在使われているものは日本式に改造され、主に五ないし六つの音を同時に奏する日本式奏法で使われている。笙の笛。そう。また、それを吹く楽人。
 
*御堂関白記‐長和四年〔1015〕九月二〇日「御送物 笙・横笛・高麗笛等也」
*古今著聞集〔1254〕六・二四八「笙にはかにさはる事ありて、まゐらざりければ」
*御湯殿上日記‐文明一三年〔1481〕六月一八日「より秋申御しやうのけちみやくあそはしてつかはさるる」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕五・一「笙(シャウ)を吹 無常咄し・内証事、万(よろづ)人さまの気をとる事ぞかし」

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