しょうぎ【将棋】

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数え方(読み方)・単位

一局(いっきょく)、一番(いちばん)、一戦 (いっせん)

解説

勝負は「局」「番」「戦」で数えます。駒を打つこと(指し手)は「手」で数えます。将棋の駒 (こま) は「枚」、将棋盤は「面」「枚」で数えます。将棋盤・駒・駒台を合わせて「ひと組」といいます。

意味

①室内遊戯の一種。盤をはさんで二人の競技者が相対し、ルールに基づいて盤に配置された駒を交互に動かし、相手の王将を早く詰めた者を勝ちとするもの。インドに起こり、日本には中国から、遣唐使や入唐僧などによって、欽明天皇の頃伝来した。→象棋。

*新猿楽記〔1061〜65頃〕「囲碁。双六。将棊。弾碁」
*明月記‐建仁三年〔1203〕一二月一〇日「某傍置〓囲碁・双六・将騎等盤」
*言継卿記‐大永七年〔1527〕九月七日「伏見殿へ参候、皆々象戯あり、暫見申候了」
*黒本本節用集〔室町〕「象碁 シャウギ」
*羅葡日辞書〔1595〕「Alueolus 〈略〉ゴxogui (シャウギ)ナドノ バン」
*俳諧・類船集〔1676〕之「象戯(シャウギ)〈略〉日を消するは碁にしくはなしとかや。しかれば象戯も同じ事にして客を待合せ料理の時分いたらぬ先は先盤上を始めてこそ」
*団団珍聞‐五二五号〔1886〕「本書一たび出れば従来の将棊双六は尻尾を捲き歌留多花牌は素足で逃出すべき珍奇妙絶の書なり」
 
②「しょうぎ(将棋)の駒」の略。
*説経節・をくり(御物絵巻)〔17C中〕八「うしろへたうと、ころぶもあり、まへへかっぱとふすもあり、をくりどの、ゆんでと、めてとは、ただしゃうきを、たをいたごとくなり」

語源

象・馬・車・歩兵の四軍を意味する梵語チャツランガ(chaturanga )が中国で漢字音訳されたショウギ(象戯)から〔おりおりの記=金田一京助〕。

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