数え方(読み方)・単位
一つ(ひとつ)
解説
意味
①(─する)一定の根拠に基づいて、事実を証明すること。証明のよりどころとすること。また、その材料。証明の根拠。あかし。しるし。証左。
*平家物語〔13C前〕四・永僉議「僉議(せんぎ)の庭にすすみいでて申しけるは、『証拠を外にひくべからず。〈略〉打死せよや』とぞ僉議しける」
*名語記〔1275〕二「これも人を、りといへる証拠也」
*塩山和泥合水集〔1386〕「真正の見解を証拠す、これを名けて付嘱とす」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕七・三「男ぶりにもかまはれぬ証拠(セウコ)には、河内の庄屋に鼻のなき人あり」
*随筆・秉燭譚〔1729〕二「仏典は梵言なれども、翻訳はみな華人、当時の語を以てうつしたるものなれば、証拠にとりてもよろしかるべし」
②裁判所が裁判の基礎となる事実を認定するために必要とする資料。証人・鑑定人などの人的証拠、文書・証拠物などの物的証拠、またそれらによらず、状況で推定した状況証拠などがある。
*仏和法律字彙〔1886〕〈藤林忠良・加太邦憲〉「PREUVE. Shou ko 証拠」
*刑事訴訟法〔1948〕三一七条「事実の認定は証拠による」

