そえぎ【添え木/添木/副木】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

意味

①草木などが倒れないように、ささえとして木の棒を添えること。また、その木。

*羅葡日辞書〔1595〕「Impedo 〈略〉ブダウノ カヅラ ナドニ キヲ ユイ ソユル、 または soyeguiuo (ソエギヲ) スル、 または ツカエヲ スル、 コバリヲ カウ」
*俳諧・鷹筑波集〔1638〕二「くさり入つつよこねなをらず ころびさうな松のかたへに添木(ソヘぎ)して〈良徳〉」
*甲陽軍鑑〔17C初〕品六「我此度の求聞持は樹に添木(ソヘキ)をゆふ心也」
*雲のゆき来〔1965〕〈中村真一郎〉一「桜の樹が、柵に囲われ副木(ソエギ)を当てられて」
 
②整骨などの際、患部を固定するために用いる木片。ふくぼく。
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Soegi ソヘギ 副木」
*風俗画報‐一九九号〔1899〕日本鉄道会社汽車の顛覆「外科機器医薬は勿論外に副木繃帯、担架等迄も用意せしめて出張し」
*試みの岸〔1969〜72〕〈小川国夫〉黒馬に新しい日を「二枚の板を余一の右脚に当てながら適当な形に削って膝から下の副木(ソエギ)にした」

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