そうめん【素麺/索麪/素麺】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一把 (いちわ) 、一束 (ひとたば) 、一箱 (ひとはこ) 、一袋 (ひとふくろ)

解説

ばらばらにした麺 (めん) は「本」、束ねると「把」「束」で数えます。小売単位は「箱」「袋」など。

意味

(「さくめん」の変化した語)小麦粉に水と塩とを加えてこねた種に、植物油を塗って細く引き伸ばして日に干したごく細いうどん状の麺。茹(ゆ)でたり煮込んだりして食べる。七夕祭の供物、盂蘭盆(うらぼん)の贈答にも用いられる。
 
*金沢文庫古文書‐(年月日未詳)〔鎌倉末〕加賀国軽海郷年貢済物結解帳(七・五三九三)「素麺代〈同時、但両年分〉」
*異制庭訓往来〔14C中〕「素麺。打麺。冷麺。竹葉麺」
*運歩色葉集〔1548〕「索麺 サウメン」
*俳諧・類船集〔1676〕加「梶葉〈略〉索麪(ソウメン)をもりたる、いとすずしき物也」
*浮世草子・西鶴織留〔1694〕六・四「素麪(ソウメン)・揉瓜(もみうり)なますを、祭はありがたき物とばかりたのしむ事の外なし」
*随筆・孔雀楼筆記〔1768〕四「たばこ入・きせるづつをあつめて掛軸(かけもの)となし、掛麺(ソフメン)をあつめて屏風とするの類」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉二「油を和して至て細く延したるを索麺と称ふ、又蕎麦にて造れるを蕎麦切といふ」

語源

「索麺」はその名や製法から、中国からの伝来と考えられ、おそらく、鎌倉、室町時代に渡宋、渡明した仏僧が伝えたものであろう。日本の文献には室町時代頃から「索麺」の名が見られるが、後に音便で「さうめん(そうめん)」となった。

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