スポイト【spuit】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

スポイトは「本」で数えますが、小型のものは「個」で数えることもあります。スポイトやチューブから垂らす液体の雫 (しずく) は「滴 (てき) 」「点」で数えます。

意味

ガラスなどの管の一方の先にゴム袋をつけた器具。ゴム袋の圧縮によりインキ、薬液などを吸い上げて他に移し入れたり、点滴したりするのに用いる。
 
*和蘭医事問答〔1770〕上「下剤を用候所へスポイトと申水銃器にて肛門より薬水を入候法御座候、其術をキリステルと申候」
*津軽の野づら〔1935〕〈深田久彌〉あすならう「スポイトを持った医者の手がチラとして、身内の汁がしぼりとられる気持がした」

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