すいぎんとう【水銀灯】

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数え方(読み方)・単位

一灯(いっとう)

解説

「灯」は街灯や電灯を数える語です。

意味

①有効な部分を吸い取ったあとののこり。成分をすい取った残りかす。すいがらし。

*浄瑠璃・大職冠〔1711頃〕三「一期連れ添ふ大事の男、すひがらにせまいと、本女房さへかけ引きする」
 
②タバコを吸ったあとの燃えさし。

*俳諧・西鶴大矢数〔1681〕第九四「吸からは明行空の蛍哉〈松友〉 一番鳥やたちはなの宿〈西鶴〉」
*浮世草子・男色大鑑〔1687〕六・二「たばこの吸ひがらに、袖の烟を知らざるは」
*俳諧・古今俳諧明題集〔1763〕春「煙灰(スヒガラ)に追かけらるる焼野かな〈軽枝〉」
*松翁道話〔1814〜46〕四・中「たばこ呑んだ後の吸ひがらを、火鉢の縁や火入れで」
*階級〔1967〕〈井上光晴〉九「アルミの灰皿からせっせとまだくわえられそうな喫いがらを選りわけた」
 
③手拭をいう、不良仲間の隠語。〔隠語全集{1952}〕

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