すいせい【彗星】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

原則として「個」で数えますが、長く尾を引いている星なので「本」でも数えます。
⇒星 (ほし)

意味

太陽系に属し、楕円・放物線または双曲線の軌道を描いて運動する星雲状の天体。核・こま・尾から構成され、ガスや固体粒子が広大な外観を呈するが、核の固体は比較的小さい。太陽に近づくにしたがい、明るさを増し、尾は太陽の反対側へ流れる。昔から、不吉の前兆としてその出現が恐れられた。箒星(ほうきぼし)。コメット。
 
*続日本紀‐養老二年〔718〕一一月壬寅「彗星守月」
*太平記〔14C後〕三八・彗星客星事「康安二年二月に都には彗星客星同時出たりとて、天文博士共内裏へ召れて吉凶を占ひ申けり」
*随筆・文会雑記〔1782〕三・下「寛保二年正月廿二三日の頃より彗星見る〈略〉二月に至て稍薄く、中旬には見へず」
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第一部・上・四・四「毎晩のやうに彗星(スヰセイ)が空にあらはれて怪しい光を放つのは、あれは何かの前兆を語るものであらう」

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