すいしゃ【水車】

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数え方(読み方)・単位

一基 (いっき) 、一台(いちだい)、一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

小屋などに設置されている大型のものは「基」、小さいものは「台」「個」「本」で数えます。

意味

①流水を利用して羽根車を回転させ動力を得る装置。水のエネルギーを機械的エネルギーに変えるもの。これを利用して穀物などを搗(つ)くことができるようにした。ペルトン水車・フランシス水車・カプラン水車などがある。みずぐるま。
 
*製油録〔1836〕水車搾りの事「此水車(スヰシャ)は左に図する通り胴搗を仕かけ、夫にて粉とするゆゑ」
*和英語林集成(初版)〔1867〕「Szisha スイシャ 水車」
*測量船〔1930〕〈三好達治〉林「小屋の水車が大きく廻ってゐた」
*美しい村〔1933〜34〕〈堀辰雄〉美しい村「数年前まで其処にごとごと音立てながら廻ってゐた古い水車はもう跡方もなくなってゐた」
 
②灌漑や揚水・注水のために水路に設置し、人が足で踏んだりして水を送り込む装置。
*花柳春話〔1878〜79〕〈織田純一郎訳〉三二「英国の懲役人、罪最も重ければ一年に一回水車を踏ましむること七日間」
 
③(ぐるぐる歩きまわるところから)制服巡査をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}

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