だいふく【大福】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)

解説

⇒かし(菓子)

意味

①大いに富んで福の多いこと。
*私聚百因縁集〔1257〕六・一九「孝養は仏天の喜ぶ処、現当の大福也」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Daifucu (ダイフク)。 ヲウキナ サイワイ」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕六・五「町屋住ゐの身は貧なれば猿まはしの身にはおとりなり。とかく大福(だいフク)をねがひ、長者となる事肝要なり」
*たけくらべ〔1895〜96〕〈樋口一葉〉一「南無や大鳥大明神、買ふ人にさへ大福(ダイフク)をあたへ給へば」
 
②「だいふくもち(大福餠)」の略。
*雑俳・柳多留‐六七〔1815〕「大福へ紅がらで書いせやの賀」
*門三味線〔1895〕〈斎藤緑雨〉八「泥濘(ぬかるみ)へすべり、ふところから焼いた大福(ダイフク)の転げ出た事も」
*門〔1910〕〈夏目漱石〉四「大福(ダイフク)程な大きな丸い朱の輪廓の中に」

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