だいふくちょう【大福帳】

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数え方(読み方)・単位

一冊 (いっさつ) 、一帖 (いちじょう)

解説

「帖」は折り本や帳面を数える語です。

意味

(福分を祝う意)
 
商家で日々の売買の勘定を記入した元帳(もとちょう)。半紙を細長く二つ折りにして横にとじた分厚い帳面。項目を分けずに取引の順に棒書きにするのが普通。台帳。
 
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕二・一「最前の摺鉢の音は大福帳(フクチャウ)の上紙に引糊を摺したといはれし」
*浄瑠璃・傾城反魂香〔1708頃〕中「あれあれあそこへ大福帳かたげて来るは、みやじゃないか」
*一兵卒の銃殺〔1917〕〈田山花袋〉一八「大福帳だの算盤だのの一杯に置いてある帳場の中に坐ってゐる主人」

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