数え方(読み方)・単位
一つ(ひとつ)、一点(いってん)
解説
意味
学術研究・芸術作品の主題を表わすために用いられる材料。
*比興詩を論ず〔1905〕〈角田浩々歌客〉六「白星は題材着想に生面を拓くに苦心し」
*さまよへる猶太人〔1917〕〈芥川龍之介〉「基督教国には、どこでも、『さまよへる猶太人』の伝説が残ってゐる。〈略〉従って、古来これを題材にした、芸術上の作品も、沢山ある」
*写生紀行〔1922〕〈寺田寅彦〉「うちの庭とは比較にならない程いい題材が、勿体ないやうに無雑作に、顧みられずにころがって居る」