たが【箍】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

桶 (おけ) や樽 (たる) の外側を締める、竹や金属などで作った輪のことで、「本」で数えます。

意味

竹などを裂いて編み、輪に作ったもの。桶(おけ)や樽(たる)等の外側を堅く締めるために用いる。また、銅・鉄等の金属でつくったものもいう。
 
*寛永刊本江湖集鈔〔1633〕二「桶箍爆するとは、桶のたがのはらはらと切れて鳴るを見て、八路を知て大悟したぞ」
*物類称呼〔1775〕四「 たが〈略〉江戸にて、たがといふ 同たがかけと云。田舎にてたがやといふ」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕残・六〇回「賤婦(しづのめ)は、藤蔓の(タガ)せし桶に水を汲入れて」
*滑稽本・七偏人〔1857〜63〕三・上「勝手の流しにて手桶の(タガ)が反(はね)たのか」
*福翁自伝〔1899〕〈福沢諭吉〉幼少の時「竹を割って桶の箍(タガ)を入れるやうな事から」

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