たいそう【体操】

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数え方(読み方)・単位

一種(いっしゅ)、一種目(ひとしゅもく・いっしゅもく)

解説

体操競技の場合は「種目」で数えます。
⇒きょうぎ(競技)

意味

①均整のとれた身体の発育、健康の増進、体力の鍛錬などを目的として行なう一定の規則正しい運動。徒手体操、器械体操などの別がある。
*明六雑誌‐一四号〔1874〕リボルチーノ説・続〈箕作麟祥〉「必ずしも練兵体操を以て其主務と為すを要せず」
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉一九「従前の習慣の反動にて大に体操(タイサウ)を奨励いたされ候傾向有之」
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉春・三「女学校でも躰操なんか歇めて、然ういふ日課を入れたら何うでせう」
 
②学校の教科としての「体育」の旧称。
*文部省雑誌‐明治六年〔1873〕七月二四日「理学本科第四級〈略〉月 自九時半至十時 体操」
*東京日日新聞‐明治一五年〔1882〕七月一〇日「小学校の教則中に体操の科目を置き」

語源

明治初期に造られた訳語。原語は英語のExercise またはGymnastics で、辞書では「英和双解字典」(一八八四)のGymnasium の項に「体操所」、Gymnastics の項に「体操術ノ」とあるのが早い。→「たいいく(体育)」の語誌。

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