たきぎ【薪/焚木】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一束 (ひとたば) 、一把 (いちわ)

解説

束ねると「束」「把」で数えます。

意味

①かまど、炉などに燃料としてたく細い枝や割木。たきもの。まき。
*日本書紀〔720〕応神三一年八月(北野本訓)「有司(つかさつかさ)に令(のりこと)して、其(その)船(ふねの)材(き)を取(とて)薪(タキキ)と為(す)、塩(しほ)を焼(や)かしむ」
*正倉院文書‐天平一一年〔739〕八月二四日・写経司解(寧楽遺文)「薪廿六荷 価銭二百卅四文 荷別九文」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕四「薪 纂要云火木曰薪〈音新 多々〉」
*色葉字類抄〔1177〜81〕「薪 タキキ」
*高野本平家物語〔13C前〕六・紅葉「ちれる木葉をかきあつめて、〈略〉酒あたためてたべける薪(タキギ)にこそしてんげれ」
 
②「たきぎのう(薪能)」の略。
*申楽談儀〔1430〕薪の神事「たきぎの御神事は、昔は時節定まらず」
*わらんべ草〔1660〕一「昔名人八郎殿、薪にて、小がうをめされんとて」
*浮世草子・男色大鑑〔1687〕二・三「三之丞不思議なる事かなと、先二親に目見えして、薪(タキキ)見物いたし、只今罷帰ると申捨て」
 

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