数え方(読み方)・単位
一枚(いちまい)
解説
碑や器に刻み込まれた文字などを紙に写し取ったもので「枚」で数えます。
意味
石碑や器物などにきざまれた文字・文様、あるいは石仏の姿などを直接あてた紙の上から墨をたたいてうつし取ったもの。また、それを本にしたもの。石摺(いしずり)。
*殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政一〇年〔1828〕三月二日「御地菅想寺碑文、本居老の作、千蔭書れ候ヲ、〈略〉其後、右拓本着、早速拝見仕候」
*焼跡のイエス〔1946〕〈石川淳〉「わたしは今のうちにこの墓碣銘を拓本(タクホン)にとっておきたいとおもった」