たんぼ【田んぼ】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一面(いちめん)

解説

「枚」は田畑を数える語です。棚田も「枚」で数えます。「面」は表面で生産を行う土地としての田畑・水田(跡)などを数える語です。現在の田畑の面積は「ヘクタール」で表します。1ヘクタールは1万m2です。
⇒たはた(田畑)
⇒はたけ(畑)

意味

①耕作して稲などを植える土地。湿田と乾田とがある。

*古事記〔712〕中・歌謡「なづきの多(タ)の 稲幹(いながら)に 稲幹に 匍ひ廻ろふ 野老蔓(ところづら)」
*万葉集〔8C後〕二・八八「秋の田(た)の穂の上に霧らふ朝霞いつ辺の方に我が恋ひ止まむ〈磐姫皇后〉」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕一「田 釈名云土已耕者為田〈徒年反 和名太 漢語抄云水田 古奈太〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕若菜上「この家をば寺になし、あたりの田などのやうの物は、みな、その寺の事にしおきて」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Tauo (タヲ) スク、または、スキカエス」
 
②①に作られている稲などの作物。
*虎明本狂言・右近左近〔室町末〜近世初〕「左近と申者の牛が、私の一たんの田を大目ほどたべて御ざる」

語源

タイラ(平)の義〔日本釈名・滑稽雑談所引和訓義解・国語本義・本朝辞源=宇田甘冥・言葉の根しらべ=鈴江潔子〕。その平(たいら)なさまが手(た)のようであるところから〔東雅〕。

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