数え方(読み方)・単位
一棹 (ひとさお) 、一台(いちだい)、一点(いってん)、一組 (ひとくみ)
解説
「棹 (さお) 」は、箪笥 (たんす) ・長持 (ながもち) などを数えるのに用いる語で、箪笥・長持に挿してかつぐのに棹 (さお) を用いたことに由来します。棹を数える「本」で箪笥を数えることもあります。現代では箪笥は「台」で数えることが多く、家具屋では「点」「組」で箪笥を数えることもあります。
意味
ひきだしや開き戸があって、衣類・書物・茶器などを整理して入れておく木製の箱状の家具。たんし。

ベッド・収納家具・デスクなどは「台」で数えます。座るための家具(椅子)は「脚」で数えます。テーブルなどの4本の脚が本体を支えている家具も「脚」で数えることがあります。
慣習的に箪笥 (たんす) は「棹(さお)」で数えますが、最近では「台」で数えることもあります。棚は「枚」「本」「台」などで数えます。家具店で、商品としての家具を数える場合に「本」「点」を用いることがあります。
⇒家具(かぐ)