たる【樽】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一樽 (ひとたる) 、一荷 (いっか) 、一駄 (いちだ)

解説

「荷」は天秤棒 (てんびんぼう) の前後に下げる荷物を数える語です。樽2本で「1荷」。「1駄」は酒3斗5升入りの樽、2樽のことです。

意味

①流動物などを入れて貯える木製の容器。形は桶(おけ)に似て蓋(ふた)のあるもの。特に、酒樽をいう。そん。
*名語記〔1275〕四「大なるうつは物に水いれてをくを、たるとなつく。船のともにをく也。そのたるの義如何。たまれるの反」
*宗長手記〔1522〜27〕下「樽五荷代五百疋。炭六箇」
*歌舞伎・幼稚子敵討〔1753〕口明「茶は水の様に成てある、けたいは悪し、夫から樽の呑口を抜いて茶碗にぐっと引掛け」
 
②酒飲みの腹。転じて、酒飲み。また、飲酒の量。
*雑俳・蓬山〔1709〕「又兵衛どの、貴さまの樽もしって居る」

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