たるき【垂木/榱/椽/架】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

家の棟 (むね) から軒 (のき) にわたす木材のことで、「本」で数えます。

意味

屋根面を形成するために、棟から桁へ渡す長い木材。はえき。たりき。

*正倉院文書‐雑材并檜皮和炭等納帳・天平宝字六年〔762〕正月一五日(大日本古文書五)
*栄花物語〔1028〜92頃〕玉のうてな「東向に十余間の瓦葺の御堂あり。たるきの端端は黄金の色なり」
*大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点〔1116〕三「甍瑤暉に接り、榱(タルキ)縄彩に連れり」
*米沢本沙石集〔1283〕一・一「かつを木もすぐに、たる木もまがらぬは」
*浮世草子・懐硯〔1687〕二・一「椽(タルキ)をみがき軒をならべ」
*工学字彙〔1886〕〈野村龍太郎〉「Rafter 桷(タルキ)」

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