たすき【襷】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

  1. 古代、神事奉仕の物忌みの標(しるし)として肩にかける清浄な植物繊維の紐。
  2. 幼児の着物の袖を背にかけて結びあげる紐。
  3. 和服の袖をたくしあげて活動しやすくするために、両肩から両わきへ斜め十文字形になるようにかけて結ぶ紐。
  4. 紐・線などを、斜めに交差させること。また、その模様。たすきがけ。
  5. 杉戸、板塀(いたべい)などの上部に、細い木を斜め十文字形に打ち違え、飾りとしたもの。

語源

記紀では「手次」などと表記され、上代から神事などの際、袖が供え物に触れるのを防ぐ手段として用いられた。材料となったものは、蘿(神代紀)・蒲(景行記)・木綿(万葉集)などであるが、神事の場合には特に木綿を用いた。

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