たわら【俵】

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数え方(読み方)・単位

一俵 (いっぴょう) 、一俵 (ひとたわら) 、一本(いっぽん)

解説

「俵 (ひょう) 」は俵 (たわら) に入ったものを数える単位です。米はふつう4斗(約72.16リットル)を「1俵」とします。中身の入っていない俵袋 (たわらぶくろ) は「枚」で数えます。相撲の土俵の俵 (たわら) は「本」で数えます。

意味

(歴史的かなづかいは、通常「たはら」とするが確かな根拠はない。「たわら」とする説もある)
 
①わらや、かやなどを編んで作った袋状の入れもの。穀物、芋類、塩、木炭などを入れるのに用いる。ふつう米俵をいうが、その容量は時代や地域によって異なる。
*播磨風土記〔715頃〕揖保「御橋山 大汝命、俵を積みて橋を立てましき」
*宇津保物語〔970〜999頃〕蔵開下「米を、〓糸(しけいと)たわらに編みて、絹五十疋たはらに入れて」
*古今著聞集〔1254〕一一・三九五「辻風の吹きたるに米の俵をおほく吹上たるが、塵灰のごとくに空にあがるを」
*謡曲・嵐山〔1520頃〕「なほ千秋や万歳と、俵を重ねて面々に〈略〉、楽しうなるこそめでたけれ」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕五・二「此米屋も当座銀にして俵(タハラ)なしにはかり売の四五年は仕合のかさなりけるに」
 
②「なまこ(海鼠)」の異名。
*物類称呼〔1775〕二「沙〓 なまこ 〈略〉唐津にては正月十五日まへは、はつだはらと云それ過て正月の中は、たはらと云」

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