タイプ【type】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一タイプ(ひとたいぷ・いちたいぷ)

解説

分類された型を「つ」「タイプ」で数えます。

意味

①型。型式。また、複数の物・人・事物について、ある類似性を持っていることによって分類された型。
*覚書〔1875〜78頃〕〈福沢諭吉〉「タイプとアダプテーションの両説相合して生物学の進歩をなしたり」
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉秋・二「一種代議士面とも云ふべき型(タイプ)があると言った事がある」
*蓼喰ふ虫〔1928〜29〕〈谷崎潤一郎〉五「それに僕は芸者タイプは好かないんだ。ハイカラな、智的な娼婦型がいいんだ」
*むらぎも〔1954〕〈中野重治〉六「築地小劇場で〈略〉新しい芸のタイプを見せた」
 
②(語素的に用いて)多く商品について、…のような性質を備えているということを表わすのに用いる。「スポーツカータイプの車」「ワイドスクリーンタイプのテレビ」
 
③(─する)「タイプライター」の略。また、タイプライターで印字すること。
*真理の春〔1930〕〈細田民樹〉たこ・九「いや、タイプに表れるものだけぢゃ駄目ですよ」
*風にそよぐ葦〔1949〜51〕〈石川達三〉前・一五「米国の宣伝放送をタイプに取った英文の綴込み」
*風媒花〔1952〕〈武田泰淳〉一「紫色の文字をタイプした細長いすべすべした紙が」
*われら戦友たち〔1973〕〈柴田翔〉四・一三「アメリカ系の貿易商社で、速記をし、うろ覚えの商業文を書き、タイプを叩く一日」

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