てびょうし【手拍子】

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数え方(読み方)・単位

一回(いっかい)、一度(いちど)

解説

手を鳴らす回数は「回」「度」で数えます。
三・三・三・一の拍子を1回打つことを「一本締め」といい、3回で「三本締め」といいます。

意味

①手を打ち鳴らして拍子を取ること。また、その拍子。てつづみ。
*謡曲・柏崎〔1430頃〕「手拍子人に囃(はや)させて扇おっとり、鳴るは滝の水」
*文明本節用集〔室町中〕「手拍子 テビャウシ」
*洒落本・禁現大福帳〔1755〕三「能(よい)やさ此(この)さ小じゃんとしたる手拍子(ヒャウシ)に」
*児を盗む話〔1914〕〈志賀直哉〉「上の別荘では皆が手拍子を打って代る代る大きな声で甚句のやうな唄を唄って居た」
 
②能楽などの稽古で、大鼓(おおつづみ)を使わず、手で拍子をとること。
*八帖花伝書〔1573〜92〕八「地謡、二三人、調子低く謡はせ、鼓・手拍子・口笛にて、稽古すべし」
 
③囲碁・将棋で、相手の手につられて反射的に着手してしまうこと。

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