ていぼう【堤防】

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数え方(読み方)・単位

一基(いっき)

解説

意味

①河川の氾濫(はんらん)や波浪の浸入を防ぐため、河岸・海岸沿いに築く土砂・石・コンクリートなどの構造物。つつみ。どて。堤塘(ていとう)。
*続日本紀‐宝亀一〇年〔779〕一一月辛巳「駿河国言、以去七月十四日、大雨汎溢、决二郡堤防」
*土〔1910〕〈長塚節〉二「人工で築かれた堤防が僅に湖水と川とを区別するあたりである」
 
②(─する)ふせぎささえること。限度を守ること。
*仮名草子・浮世物語〔1665頃〕五・五「大抵人の家はすべからく常に不足のところあらしむべし。若十分の快意を〓防(テイバウ)すれば、不恰(ふかう)の好事ありていづといへり」
*公議所日誌‐一四下・明治二年〔1869〕五月「何とか規則を立、相対を厳禁し、官にて予じめ之が堤防をなすべし」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一一・一六「必ず健旺の道理、及び善良の慣習を以て、これを〓防(〈注〉ササヘフセグ)すべきなり」

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