てかがみ【手鏡】

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数え方(読み方)・単位

一面(いちめん)、一枚 (いちまい)

解説

⇒かがみ(鏡)

意味

①手に持って使う、柄の付いた小さな鏡。
*大道無門〔1926〕〈里見〉白緑紅・三「手鏡(テカガミ)に映しながら、棒紅で、頻りと脣を塗りたててゐた夫人が」
*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉二・七「柱に懸けて置いた手鏡(テカガミ)を取って、自分の顔を見た」
*がらくた博物館〔1975〕〈大庭みな子〉犬屋敷の女「マリヤはトルコ石の色の帽子を直し、ハンドバッグから手鏡をとり出して自分の顔ににっと笑いかけた」
 
②手本。①の意にかけて用いることもある。
*浮世草子・けいせい伝受紙子〔1710〕五・目録「臣下の手鏡(テカガミ)、くもりなき忠孝の名はくちぬ石塔」

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