てっこう【手っ甲】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一双 (いっそう) 、一組 (ひとくみ)

解説

手の甲をおおうもので、昔の武士や旅人が身につけました。手っ甲2枚で「1双」「ひと組」と数えます

意味

①手の甲(こう)。手の表面。てこう。
 
②手の甲をおおい保護するもの。武具としては多く皮で作られ、労働用、旅行用は多く紺の布で作られる。てこう。籠手(こて)。
*浄瑠璃・伽羅先代萩〔1785〕道行「てっかう股引りりしげに」
*歌舞伎・名歌徳三舛玉垣〔1801〕四立「何れもてっ甲(コウ)股引簑笠の出立(いでたち)にて」
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第二部・上・三・三「そのいづれもが日焼けを厭ふらしい白の手甲をはめ」

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