てんびんぼう【天秤棒】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

両端に荷物をつるしてかつぐ棒のことで、「本」で数えます。天秤棒の前後に下げる荷物を「荷 (か) 」で数えます。桶 (おけ) は12個で、樽 (たる) は2本でそれぞれ「1荷 (いっか) 」と数えます。天秤棒のかつぎ手の人数は「纏 (てん) 」で数えます。

意味

両端に荷を掛けて、中央に肩をあて、かつぎ運ぶのに用いる棒。てんびん。おうご。
 
*物類称呼〔1775〕四「あふこ〈略〉江戸にて、てんびんぼう 物をになふ木にて両の端丸くあふこと形少しかはれり」
*洒落本・彙軌本紀〔1784〕自跋「天びん棒(ボウ)上へそりたるの定矩にあわず」
*雑俳・柳多留拾遺〔1801〕巻二「夕鰺もてんひん棒も上へそり」
*シベリヤ物語〔1950〜54〕〈長谷川四郎〉シルカ「いかにも重苦しそうに、天秤棒で二つのバケツを運んでいる」

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