てらこや【寺子屋/寺小屋】

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数え方(読み方)・単位

一校(いっこう)

解説

江戸時代の庶民向けの初等教育施設のことで「校」で数えました。

意味

①江戸時代に普及した庶民の教育機関。最も古いものは室町時代にみることができるが、広く普及したのは江戸中期以後。手習師匠の私宅に開設され、読み書きそろばんを教えた。寺屋。寺子。寺。

*雑俳・心の種〔1742頃〕「寺小屋の二階と下にいひ名付」
*浄瑠璃・菅原伝授手習鑑〔1746〕一「寺子やが折檻の机は、こいつが責道具」
*談義本・世間万病回春〔1771〕一・論流行学文病「あふぎても事もおろかやと諷ふ寺子屋の繁昌」
*風俗画報‐一八五号〔1899〕人事門「寺小屋(テラコヤ)の生活は概して困難なりし」
 
②書物・本・雑誌をいう、盗人・てきや仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}〕

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