数え方（読み方）・単位
一個（いっこ）
解説
試験や検査の実施数は「回」「度」、答案用紙は「枚」で数えます。
意味
①学力や、知能、能力などを知るための試験。検査。また、その試験をすること。
＊若い人〔１９３３〜３７〕〈石坂洋次郎〉上・五「生徒の鑑賞力をテストする考へで自分も読んでみたものであった」
＊草の花〔１９５１〕〈幸田文〉白紙「試験勉強をしなければテストは零にきまっているようなものだった」
②実際の使用条件に近い条件で、ものの良否を調べること。また、理論として考えられたことを実地に応用して、その当否を調べること。「商品テスト」「テスト飛行」
＊外来語辞典〔１９１４〕〈勝屋英造〉「テストTest （英） 試み。試験。吟味」
＊混血児ジョオヂ〔１９３１〕〈浅原六朗〉七「一枚一枚ジョオヂの注意ぶかい吟味のなかでテストしてみた」
＊セルロイドの塔〔１９５９〕〈三浦朱門〉一「新しいパーコレーターをデパートで買って来たので、そのテストの意味でもあった」
③演劇、放送などで、本番の前に行なう下げいこ。
＊古川ロッパ日記‐昭和九年〔１９３４〕五月一八日「放送局へ行く。二時半までかかってテストしたが、女の子も僕らも歌が入ってないので醜態なり」
