テーマ【Thema】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一テーマ(いちてーま・わんてーま・ひとてーま)

解説

意味

①催し、創作などの基調として、その全体を通して表わそうとした考え、思想、観念。主題。

(イ)文学、美術、映画などの作品の主題。
*無名作家の日記〔1918〕〈菊池寛〉「主題(テーマ)は前の『顔』の夫に勝るとも決して劣らぬほどの」
*ボロ家の春秋〔1954〕〈梅崎春生〉「展覧会がだんだんと近付いて来た。僕は…つひに野呂の顔をテーマにして製作を開始したのです」
 
(ロ)演説、討論、研究、論文などで扱う、中心的問題。題目。
*暗い絵〔1946〕〈野間宏〉五「研究のテーマ」
*夜と霧の隅で〔1960〕〈北杜夫〉二「膠質細胞こそ彼がここずっと取組んできたテーマなのであった」
 
(ハ)展示会、博覧会などの催しの基調。多くは標語のような形で表わされる。
 
②音楽で、楽章・楽曲の中心となる旋律。主題。
*洋楽手引〔1910〕〈前田久八〉雑楽語「Tema. テーマ 主題。楽旨。主施律」
*モオツァルト〔1946〕〈小林秀雄〉二「このト短調シンフォニイの有名なテエマが頭の中で鳴ったのである」
 
③社会的な課題。問題。
*播州平野〔1946〜47〕〈宮本百合子〉二「人民の歴史が飛躍する大きなテーマの一つと感じられた題目の一つは」

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