ちゃづけ【茶漬け】

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数え方(読み方)・単位

一杯(いっぱい)

解説

意味

①飯に熱い茶をかけること。また、そのもの。ちゃづ。茶漬飯。
*俳諧・桃青門弟独吟廿歌仙〔1680〕嵐雪独吟「寝ほうけてやつれ果てたよ我が姿 茶づけばかりを喰ひにけらしも」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕七・三「仏壇の前に居て、大角豆食(ささけめし)の茶漬(チャツケ)に干鱈(ひだら)むしり喰て」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕三・下「其跡で重詰の数子(かずのこ)と座禅豆で、茶漬(チャヅケ)をさらさらと三杯さ」
 
②粗末な食事。また、簡単な食事をいう。
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第一部・下・一一・三「何もないが茶漬を一ぱい出すで、勝手口の方へ廻ってお呉れ」
 
③「ちゃづけや(茶漬屋)(2)」の略。
*洒落本・志羅川夜船〔1789〕素見高慢「ほんにあの茶漬のやぢをがひまちをして居るだらうよりなはるか」
 
④「ちゃづけめし(茶漬飯)(3)」の略。
*俚言集覧〔1797頃〕「茶漬 淘茶飯を云俗に事の容易なるを茶漬と云」
 
⑤午後二、三時ごろをいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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