ちくおんき【蓄音機/音器音器】

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数え方(読み方)・単位

一台(いちだい)、一基(いっき)

解説

持ち運びのできる小型・中型機械は「台」、据えて使う大型機械は「基」で数えます。
⇒きかい(機械)

意味

レコードから音を再生する装置。一八七七年にアメリカのエジソンがフォノグラフを発明。古くはレコードの回転動力にぜんまいを用い、針の振動を拡大してそのまま振動板をふるわせて音に変えたが、のちには、針の振動を電気によって増幅、再生する電気蓄音機が発明された。

エジソンが発明したのは錫箔(すずはく)蓄音器であったが、一八八四年には蝋管蓄音器の開発に成功し、日本では、九二年に国産のものがつくられた。

*三人妻〔1892〕〈尾崎紅葉〉後・二四「聞かせたき人あり、ここに蓄音機(チクオンキ)の無きこそ恨なれ」
*万物の声と詩人〔1893〕〈北村透谷〉「渠は神聖なる蓄音器なり。万物自然の声、渠に蓄へられて而して渠が為に世に啓示せらる」

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