数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)
解説
煙突、岩壁の割れ目は共に「本」で数えます。
意味
①煙突。
*外来語辞典〔1914〕〈勝屋英造〉「チムニー Chimney (英)煙突。ほや」
*ガトフ・フセグダア〔1928〕〈岩藤雪夫〉四「煙突(チムネ)は高い浪に叩かれると破鐘のやうに喚いてボイラアを驚ろかした」
*蟹工船〔1929〕〈小林多喜二〉四「何時も厳しく機械的に組合はさってゐる通風パイプ、煙筒(チェムニー)」
②登山で、岩壁に縦に走っている、身体が入る程度の割れ目をいう。その中に身体を入れ、手や足で突張ったり、体と岩の摩擦を利用して登る。