ちりれんげ【散り蓮華】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

陶製の匙 (さじ) のことで、「本」で数えます。

意味

①散った蓮(はす)の花。《季・夏》
 
②(形が①に似ているところから)柄(え)の短い、小さな陶製もしくは金属製のさじ。れんげ。
*洒落本・船頭部屋〔19C初〕鳥居町舟宿の套「どうこ火ばちへしんちうのちろりをつけ、なべ鳥をかけ、手しほちりれんげなどみごとにならべて」
*狂文・春夏帖〔1816〕春「秋は一葉のちりれんげにはつだけの薄くずをすくひ」
*今戸心中〔1896〕〈広津柳浪〉八「木皿に散蓮華(チリレンゲ)が添へて置いてあって」
 
③細長くて、しゃくれた顔。しゃくれ顔。また、その人。
*歌舞伎・群清滝贔屓勢力〔1867〕中幕「『どう見ても、お前の顔は』『どうしたと』『間抜な顔だねえ』『ええいめえましい散蓮華(チリレンゲ)だ』」

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