数え方(読み方)・単位
一基(いっき)
解説
炉は一般的に「基」で数えます。
意味
地上または床に設けた炉。いろり。ろ。
*宇津保物語〔970〜999頃〕国譲下「民部卿、中納言物参る。御前に千ろして、〈略〉物調ず」
*前田本枕草子〔10C終〕二六八・思はむ子を「火ろをばちろといひ、ゆあむるをばあかすりせんといふに」
*布令字弁〔1868〜72〕〈知足蹄原子〉二「地炉 チロ イロリノコト」
*ガトフ・フセグダア〔1928〕〈岩藤雪夫〉三「武藤の親爺は地炉に山のやうに粗朶(そだ)をくべて私達を暖めて呉れた」