どうい【胴衣】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

⇒ふく(服)

意味

上半身につける袖のない服。多く防寒用として、内着に用い、時に、表着にもする。手無し。袖無し。《季・冬》▼どうぎ脱ぐ《季・春》
 
*洒落本・文選臥坐〔1790〕北廓の奇説「丹後の黒地にもえぎのかうし縞の小袖、間にあさぎのくじらむくの胴着を着」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕二・下「主人から頂いた定紋付を胴着(ドウギ)にして獣(けだもの)ッ臭い身に付て」
*徳川実紀‐文恭院殿附録〔1841〕二「酷寒の朝といへども御小袖二、御胴着の外襲給ふ事なし」
*和英語林集成(初版)〔1867〕「Dougi ドウギ 胴著」
*不言不語〔1895〕〈尾崎紅葉〉二「下着は更紗絹、友禅の胴着、半襟は藤紫に小さき縫あり」
*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉三「胴衣と云ふ物有り。着物の短き物にして、凡そ襦袢と同じ長けに造る」

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