どうかせん【導火線】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

物事のきっかけへとつながるものをたとえて数える場合は「つ」を用います。例:「事件の導火線は2つあった」

意味

①黒色火薬を心薬とし糸や紙で被覆したひも状の線。雷管や爆薬に装着し、ある時間または距離をおいてこれらを爆発させるのに用いる。
*五国対照兵語字書〔1881〕〈参謀本部〉「Mèche de communication 〈略〉導火線」
*経国美談〔1883〜84〕〈矢野龍渓〉前・一四「恰も千斤の爆発薬を積んで一点の導火線なく」
 
②事件をひき起こすきっかけとなるもの。ある事柄の起こる原因。いとぐち。動機。
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉七・八「条約改正問題は、端なく藩閥政府攻撃の導火線となって」
*こゝろ〔1914〕〈夏目漱石〉下・五一「私は此幸福が最後に私を悲しい運命に連れて行く導火線(ダウクヮセン)ではなからうかと思ひました」

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